余った材料の返品のしかた|建材店と先に決めておくことと、元請への請求の直し方
この記事の要点
- 返品できるかは建材店と商品しだい。未開封・期限・手数料を発注の前に確かめる
- 返品はマイナスの仕入として、どの現場の何をいくつ返したかを記録する
- すでに元請に請求した材料を返品したら、発行済みの請求書は書き換えず、次の請求で差し引く
現場が終わって余った材料。車に積んだままにしたり、次の現場に回したりすることもありますが、建材店に返品できればお金が戻ります。ただ、返品は「できるかどうか」と「記録のしかた」を間違えると、請求とのずれの原因になります。
発注の前に確かめておくこと
- 返品できる商品か(在庫品だけ、取り寄せ品は不可、など)
- 開封したものも返せるか、汚れや割れの基準
- いつまでに返せばいいか
- 返品の手数料や、引き取りの運賃がかかるか
- 返品した分は、次の請求で差し引くのか、返金なのか
石膏ボードやフローリングのように重くかさばる材料は、引き取りの手間も考えて、最初の発注数を決めておくと返品自体を減らせます。ケース単位で買う材料はフローリングのケース数の出し方もご覧ください。
返品の記録のしかた
返品は「マイナスの仕入」として、次の項目を残します。
- どの現場の材料か
- 品名・規格・返した数量と単価
- 返品した日と、建材店から受け取った返品伝票
元の仕入の記録を消したり書き換えたりせず、返品を別の記録として足すのがポイントです。買った数・返した数がそれぞれ残るので、あとから見直せます。追加と返品の記録の残し方は追加・返品の記録のしかたで詳しく説明しています。
元請に請求済みの材料を返品したとき
材料代を元請に請求したあとで返品した場合、元請に請求した金額が多すぎることになります。このとき、発行した請求書を書き換えるのではなく、返品をマイナスの明細として次の請求に入れて差し引くと、どの請求で何を直したかが残ります。
材料費を立替金として精算している場合は、返金や精算のしかたを元請と決めておきます。考え方は材料費を元請に請求するときの注意をご覧ください。
ザイジンでの記録
ザイジンでは、現場の画面の「+ 返品」で、返した数をマイナスで記録します。元請に一度請求した明細はあとから変えられず、返品を足すと、まだ請求していないマイナスの明細として次の請求に並びます。
よくある質問
- 余った石膏ボードは返品できますか?
- 建材店によります。汚れや割れのないもの、決められた期間内のもの、在庫品だけ、などの条件があることが多く、取り寄せ品は返品できないこともあります。発注のときに確かめておくと安心です。
- 元請に請求したあとで材料を返品したら、どうすればいいですか?
- 発行した請求書は書き換えず、返品した分をマイナスの明細として記録し、次の請求で差し引くのが分かりやすい方法です。元請との取り決めがあれば、それに従ってください。