フローリングのケース数の出し方|1ケースで張れる面積と、6畳・8畳の計算例
この記事の要点
- ケース数 = 張る面積 ÷ 1ケースで張れる面積 を切り上げ、端材の分を見て決める
- 303×1818mmが6枚入りのケースなら、1ケースで約3.3㎡(約1坪)。6畳はおよそ3〜4ケース
- 1ケースの枚数と面積は商品で違うので、必ず箱やカタログの表示で確かめる
フローリング材は1枚ずつではなく、ケース(箱)単位で買うことがほとんどです。この記事では、部屋の広さから何ケース頼めばいいかを出す方法を、6畳と8畳の例で説明します。
1ケースで張れる面積を確かめる
ケースには、1枚の大きさと入っている枚数、張れる面積が書かれています。たとえば幅303mm・長さ1818mmが6枚入りなら、
0.303m × 1.818m × 6枚 = 約3.3㎡(約1坪)
となります。幅が狭いもの、長さが違うもの、入り数が違うものもあるので、使う商品の表示で必ず確かめてください。
ケース数の出し方
- 張る面積を出す(間口×奥行。押入れや床の間など、張らないところは除く)
- 1ケースで張れる面積で割る
- 切り上げて、端材と張り終わりの余裕を見て決める
| 部屋(壁芯) | 面積 | ÷ 3.3㎡ | 目安 |
|---|---|---|---|
| 4.5畳 2,730×2,730 | 7.45㎡ | 2.26 | 3ケース |
| 6畳 3,640×2,730 | 9.94㎡ | 3.01 | 4ケース |
| 8畳 3,640×3,640 | 13.25㎡ | 4.02 | 5ケース |
6畳と8畳は、割った数がちょうど整数を少し超えるので、切り上げると1ケース増えます。内法で測り直すと面積が小さくなり、1ケース減らせることもあります。
端材と余裕の考え方
- 張り終わりの列:最後の列は幅を切って合わせることが多く、切った残りは使いにくい
- 継ぎ目のずらし:隣の列と継ぎ目をずらすため、列の端で短い切れ端が出る
- 傷・不良:張る前に見つかった傷物は使わない
何%足すかに決まりはありません。過去の現場で余ったケース数・足りなかった枚数を記録しておき、自分の目安にするのがおすすめです。
ロットと返品の注意
同じ商品でも、製造の時期(ロット)によって色や木目の出方が少し違うことがあります。足りなくなって後から追加すると、色が合わないことがあるので、最初の発注で足りる数にしておくと安心です。
余ったケースを返品できるかは、建材店と商品によります。返品の決まりと、返品したときの記録のしかたは余った材料の返品のしかたにまとめています。
計算ツールで確かめる
無料の合板・床材の枚数計算で「フローリング(303×1818・1ケース6枚)」を選ぶと、枚数とケース数の目安を出します。下地の合板の数え方は床の構造用合板の枚数の出し方をご覧ください。
よくある質問
- 6畳の部屋にフローリングは何ケースいりますか?
- 1ケースで約3.3㎡張れる商品なら、6畳(壁芯3,640×2,730mm・約9.94㎡)で 9.94÷3.3=3.01 となり、切り上げて4ケースが目安です。内法で測ると面積が少し小さくなり3ケースに収まることもありますが、端材と張り終わりの余裕を考えると4ケースが安心です。
- 余ったフローリングは返品できますか?
- 建材店や商品によって違います。開けていないケースだけ受け付ける、取り寄せ品は返品できない、などの決まりがあるので、発注の前に確かめておきます。