建材店への支払いの管理|掛け買いの締め・支払日と、元請からの入金のずれへの備え
この記事の要点
- 建材店の請求書が来たら、納品書・返品伝票と1行ずつ突き合わせる
- 建材店への支払日と、元請からの入金日を並べて書き出し、ずれる月を先に知っておく
- 建材店への支払いと元請からの入金は、別々に記録する
建材店とは、その都度払うのではなく、月ごとにまとめて払う「掛け」で取引していることが多いと思います。便利な反面、どの材料の代金を払ったのか、元請からの入金とどうつながっているのかが見えにくくなります。この記事では、建材店への支払いの管理のしかたを整理します。
請求書が来たら突き合わせる
建材店の請求書は、納品書や返品伝票と1行ずつ突き合わせます。
- 納品された数量・単価が合っているか
- 返品・値引きが反映されているか
- 別の現場や、頼んでいない材料が入っていないか
- 配送費・手数料の扱い
自分の側で「どの現場に何を買ったか」を記録しておくと、突き合わせが早くなります。記録のしかたは現場ごとの材料費の管理をご覧ください。
締め日と支払日を並べて書き出す
建材店と元請では、締め日も支払日も違うことがほとんどです。次のように並べて書き出してみると、立て替える期間が分かります。
| 締め日 | 支払日 | |
|---|---|---|
| 建材店(払う) | 20日 | 翌月10日 |
| 元請(受け取る) | 月末 | 翌々月10日 |
この例では、4月1日に買った材料は5月10日に建材店へ払い、元請からの入金は6月10日です。1か月ほど、自分のお金で立て替えることになります。日付は例です。実際の条件で書き出してください。
ずれへの備え
- 材料費の大きい現場が重なる月を、早めに知っておく
- 元請への請求を締め日に遅れずに出す(遅れると入金も1か月遅れる)
- 入金の遅れに気づいたら、早めに確かめる(元請からの未入金の確かめ方)
- 大きな材料費が出る現場は、材料費の支払い条件を元請と相談しておく
支払いと入金は別々に記録する
建材店への支払い(出ていくお金)と、元請からの入金(入ってくるお金)は、別々に記録します。1つの表に混ぜると、どちらが済んでいるのか分からなくなります。材料費を立替金として精算している場合は、書類の扱いも変わるので材料費を元請に請求するときの注意もご覧ください。
ザイジンでは、仕入を現場ごとに記録し、元請からの入金は請求書ごとに記録します。メニューの「集計・振り返り」で、仕入先別の仕入と、元請別の請求・入金を期間を指定して見られます。
よくある質問
- 建材店の請求書と自分の記録が合わないときは?
- 納品書・返品伝票・値引きの伝票と1行ずつ見比べます。よくある原因は、返品や値引きがまだ反映されていない、別の現場の分が入っている、配送費の扱いが違う、などです。分からない行は建材店に確かめます。
- 元請からの入金より先に、建材店への支払いが来てしまいます。
- 締め日と支払日の組み合わせで、立て替える期間が長くなる月があります。建材店・元請それぞれの締め日と支払日を書き出し、どの月にどれだけ立て替えるかを先に見ておくと、慌てずに済みます。