天井の石膏ボードの枚数の出し方|張る向きを2通り試す数え方と、6畳・8畳の計算例
- 天井は、ボードを長手方向に並べる向きを2通り試して、少ない方の枚数を目安にする
- 6畳(3,640×2,730mm)は910×1820で6枚、8畳(3,640×3,640mm)は8枚(割付・壁芯の目安)
- 天井と壁は使うボードの厚さが違うことが多いので、材料を分けて数える
天井の石膏ボードは、壁と違って「どちらの向きに張るか」で枚数が変わります。この記事では、天井の枚数を面積と割付の2通りで出す方法を、6畳と8畳の例で説明します。壁の数え方は石膏ボードの枚数の出し方をご覧ください。
面積で割る
天井の面積(間口×奥行)を、ボード1枚の面積で割って切り上げます。910×1820のボード1枚は約1.656㎡です。
8畳(3,640×3,640mm):3.64m × 3.64m = 13.25㎡ → 13.25 ÷ 1.656 = 8.0 → 8枚
面積で割る方法は、切れ端を全部使い切れたときの最少の枚数です。部屋の寸法が910の倍数からずれるほど、実際の枚数との差が大きくなります。
割付で数える(向きを2通り試す)
天井はボードを並べる向きを2通り試して、少ない方を目安にします。
- 長い辺(1820)を部屋の間口の向きにそろえた場合:間口方向の枚数(間口÷1820を切り上げ)× 奥行方向の列数(奥行÷910を切り上げ)
- 長い辺を奥行の向きにそろえた場合:奥行÷1820を切り上げ × 間口÷910を切り上げ
| 部屋(壁芯) | 向きA | 向きB | 目安 |
|---|---|---|---|
| 6畳 3,640×2,730 | 2 × 3 = 6 | 2 × 4 = 8 | 6枚 |
| 8畳 3,640×3,640 | 2 × 4 = 8 | 2 × 4 = 8 | 8枚 |
| 4.5畳 2,730×2,730 | 2 × 3 = 6 | 2 × 3 = 6 | 6枚 |
4.5畳は、2,730÷1,820 で 1.5 になり、半端の 910mm 分が出ます。この半端は、1枚を半分に切って2列分に使えることがあります。切れ端をどこまで使い回すかで、6枚より少なく収まる場合もあります。
実際の張る向きは、野縁の向きや継ぎ目の位置で決まります。向きが決まっているときは、その向きで数えてください。
壁芯と内法の違い
図面の寸法は、ふつう壁の中心(壁芯)から測った長さです。天井ボードを張る範囲は、壁の仕上げの内側(内法)なので、壁芯より少し小さくなります。910の倍数ちょうどの部屋なら、内法では端を少し切るだけで、枚数は壁芯で数えた数と同じになることが多いです。
壁と天井は分けて数える
天井は、壁より薄いボードや、壁と違う種類のボードを指定されることがあります。指定は仕上表で確かめ、壁と天井を別の材料として数えておくと、発注のときに混ざりません。サイズと厚さの一覧は石膏ボードのサイズ・厚さ・種類の一覧にまとめています。
二重張りの指定がある天井は、層ごとに数えます。石膏ボードの二重張りの枚数の数え方をご覧ください。
計算ツールで確かめる
無料の石膏ボード枚数計算で「天井」を選ぶと、向きを2通り試して少ない方の枚数と、面積で割った枚数を並べて出します。登録なしで使えます。
よくある質問
- 天井の石膏ボードは何枚いりますか?
- 壁芯3,640×2,730mmの6畳なら、910×1820のボードで6枚、壁芯3,640×3,640mmの8畳なら8枚が割付の目安です。内法の寸法はこれより小さいので、切り詰めて同じ枚数で収まることが多いです。
- 天井の点検口や照明の穴は差し引きますか?
- ふつうは差し引きません。点検口やダウンライトの穴は、張ったあとに切り抜くことが多く、ボードが丸ごと要らなくなるほどの大きさにはならないためです。
- 天井と壁で同じボードを使ってもいいですか?
- 材料の指定は設計図書や仕上表に従ってください。天井は壁より薄いボードを指定されることが多く、その場合は壁と天井を別の材料として数えます。